フリーランスになるために、広島で保活した話

育児

全国的にも頭を抱えている人が多い“待機児童”問題。筆者が暮らしている広島市も例外ではありません。

そのため、フリーランスになると決めたときは、仕事よりも保活の方が心配でした。
フリーランスになる前から預けていた保育園は、退職と同時に退園しなければならず、さらに筆者が住んでいる地区は広島市の中でも保育園激戦区であるためです。

しかし、実際にフリーライターとして活動している現在、娘は元気に保育園へ通っています。

一般的に保育園へ入りづらいと言われているフリーランスの娘がなぜ入園できたのか、筆者の体験談をご紹介しましょう。

認可保育園に申請する?

保活を始める前から、さまざまな情報が耳に入ってきていた筆者。

「3歳になってやっと保育園に入れた」

「正社員での共働きじゃないと乳児は入園できないらしいよ」

「○○保育園は待機10人超えだって」

などなど。とにかく“認可保育園=入れない”という前提で筆者の保活はスタートしたのです。

多くの人が、まずは自分の指数がどうなっているのか確認するでしょう。
例えば広島市の場合、就労状況などによってS・A~Gにランク分けされていますよね。そこからさらに、

兄弟姉妹が入園している(する予定)
両親のいずれかが保育教諭もしくは幼稚園教諭として働いている(働く予定)

など状況によって加点され、その指数が高い順に入所できる仕組みです。

 

しかし筆者の場合、居宅内で月140時間程度働く計算なので、ランクはB
娘は一人っ子なので、兄弟加点もありません。

さらに、この時点でフリーライターとしての実績はゼロ。副業での実績はありましたが、あくまで副業です。

フリーランスとして活動していく“予定”の筆者には、当時開業届しか役所に提出できるものがなく、支給認定が下りるかどうかすら定かではなかったのです。

もしかしたら、希望する園次第で入れる可能性はゼロではなかったのかもしれません。
でもフリーランスになる期日はもう迫っていました。待機する時間もない状況です。

できることなら予定通り保育園に預けさせてもらって、少しでも早くフリーライターとしての基盤を作りたかった筆者は、まず認可保育園を早々に諦め、他の選択肢を探すことにしました。

認可外保育園を見学してみた

認可保育園を諦めた筆者は次に、認可外保育園を検討しました。

認可外保育園とは、国の定めた基準を満たさない保育施設
この「基準を満たさない」というのは、親として不安を感じてしまう部分です。

しかし、英語教育に力を入れていたり、自然保育を大切にしたいという強い信念から、あえて認可外保育園にしている施設もあるとのことでした。

もちろん、不安が全くないかといえばそうではありません。

ただ、自分の目で見て「大切な娘を預かってほしい」と思える施設なら、認可外という選択肢もありかもしれないと思いました。

広島市の認可外保育園一覧はコチラからご確認ください。

早速この中で、自宅から近い保育園をいくつかピックアップし、公式HPや口コミなどでどんな保育園なのか調べてみることにした筆者。結果、2つの保育園が候補に挙がります。

A:親子行事が多く、アットホームそうな保育園
B:英語教育に力を入れていて、幼稚園に上がってからも習い事として通える保育園

しかし、Bは保育時間が短く、保育園料も高かったため断念。

Aの保育園に連絡し、見学させてもらうことにしました。電話の対応も物腰が柔らかく、安心して見学当日を迎えられたことを覚えています。

実際にお邪魔してみると、園長先生が子どもたちをよく見ていることが手に取るように分かり、一安心。娘の性格もすぐに把握してくださいました。

さらに、お迎えに来たお母さんへの対応も丁寧。子どもたちはのびのびと遊んでいて、「認可外というだけで諦めなくてよかった」と思えたほどです。

しかし、筆者は結局こちらの保育園も断念します。

なぜなら保育園までの道が非常に狭すぎて怖かったから…。情けない話なのですが、毎日車で送迎すると思うと不安の方が大きかったのです。

企業主導型保育園という選択肢

さて振り出しに戻ってしまった筆者の保活状況。

もうすぐ退職の日を迎えるというのに、これはどうしたものかと悩んでいました。
通勤時やお昼休み、寝る前に至るまでずっと保育園のことを考えていた気がします。

そんな中、ふと認可外保育園の一覧ページを見ていると、下に「企業主導型保育園」の一覧が続いていることに気が付きました。

勉強不足で恥ずかしいのですが、企業主導型保育園=その保育園を運営している会社に勤めている人が対象と思っていた筆者。

それまでもきっと視界には入っていたのですが、「自分は入れない」と無意識にシャットダウンしていたのです。

しかし、調べてみると企業主導型保育園でも“地域枠”というものがあり、空きがあれば保育園を運営する会社に勤めていない人でも預けることができるというではありませんか。
地域枠の受け入れがない場合もあり!

さらに、扱いは認可外保育園になってはいるけれど、認可保育園と同等の基準を満たしていなければ運営できないとのこと。
これは親として安心できるポイントだと思いました。

筆者、最後の頼みの綱を発見です。

調べてみると、自宅から車で5~10分程度の場所に、地域枠ありの保育園が2ヵ所ある模様。早速問い合わせてみると、どちらからも「ぜひ見学に来てください」という返答をいただけました。

検討していたのは

C:古くから保育園を運営している。設定保育の内容が濃い
D:運動に力を入れている。小規模保育園なので子どもをしっかり見てくれそう

という2つの園でした。

見学させてもらったところ、どちらも決めかねるほど良かったのですが、娘は身体を動かすことが好きなので、運動に力を入れているD園に決定。
見学に伺った際、過剰な出迎えがなかったところも、変な“お客様感”がなくて好印象でした。

入園の意思を伝えたら、後は必要書類をいただいて園に提出し、入園日を待つだけ。

認可保育園と違うのは、在職証明書や就労申立・証明書(フリーランスはこちら)などを役所ではなく園に提出する点です。支給認定書も園に届くので、忘れた頃に先生から手渡されます(笑)。

ちなみに、支給認定書は入園時点では必要ありません。就労申立・証明書を提出して申請を出しておけば、一旦入園はできるとのこと。

認可保育園のように○日までに申請して、○日までに結果が返ってくるということもなく、見学から入園までが短期間で済んだ点も筆者としてはありがたかったポイントです。

なお、気になる保育園料ですが、認可保育園と同等程度に設定されている園が多いようですよ。

認可保育園に入れなかったけれど認可外保育園は不安…という人は、一度企業主導型保育園を検討してみてはいかがでしょうか。

フリーランスでも諦めなくてよかった!

フリーランスになるにあたって最大の壁でもあった保活ですが、視野を広げてみることで娘に合った園へ入れることができました。

「入れないかもしれない」という状況から、蓋を開けてみれば4つもの選択肢があったこと、とても運が良かったと感じています。

ちなみに、地域枠がある企業主導型保育園でも、「現時点では受け入れ準備が整っていない」という場合もあるようです。気になる保育園がある場合は、電話や問い合わせフォームから

地域枠での入園を希望していますが、○歳児のクラスに空きはありますか?

と確認してみることをおすすめします。

広島でフリーランスとして活動したいママたちの選択肢が、もっともっと増えていきますように。

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